部活で補欠の君たちに伝えたいこと

こんにちは。

高校時代、バスケ部で万年補欠の補欠だったまさふみです。

今現在、中学や高校で部活をしていて自分が試合に出れない補欠であることに悩んでいる学生さん。

もしくは、学生時代に部活で補欠だったことで自分に自信を無くしてしまっている人たち。

今日は、そんな人たちに向けて伝えたいことを書いていきたいと思います。

それは、一言で言うなら、「もっと考えろ!」ということです。

ありがちな説教をしたいわけじゃありませんので、ぜひ、ここで読むのをやめないでくださいね。

まずは僕自身が現役・補欠のときの経験から語っていきます。

 

バスケ部の3年間で出場時間10分、公式戦成績たった2得点の万年補欠だったボク

僕は、市で一番弱かった中学のバスケ部から、高校でいきなり県5位の強豪バスケ部に入部することになってしまいました。

当たり前ですが、まったくレベルの違う世界がそこには広がっていて、自分は当然補欠でした。

試合に出るどころか、普段の練習時間すら、「迷惑をかけたらどうしよう」って思いながらびくびくプレーしていました。

自分たちが3年生になって、初めて、ユニフォームをもらってベンチに入ることができましたが、それもチームの主力メンバーが1人ケガをしたからでした。

基本は、いつも、ベンチにすら入れない、補欠の補欠として3年間の部活動を終えました。

 

ある日の練習試合で、先輩から言われた一言が今でも忘れられない

その日は練習試合でした。

僕はまだ2年生で、練習試合に出してもらうことすらほとんどありえないといった状態だったのですが、その日は偶然、試合に出してもらいました。

しかし、7分のゲーム時間の中で、ほとんど何にもできないまま終わってしまいました。

「ぜんぜんダメだったな…」と落ち込みながら、トボトボとベンチに帰っていく自分に、当時スタメンだった先輩がこう言ったんです。

「自分に何ができるか考えろ!」って。

当時の僕は、『「考えろ」って言われたって、正直、7分間の出場時間の中でいきなりバスケがうまくなるなんてことありえないし、周りとこんなに実力差がある中でできることなんて何もねえよ!バカなんじゃないのかこの先輩は。』などと思ったものです。

だけど、今思い返せば、この一言ってめちゃくちゃ深かったな、・・・と思うんです。

実は、その先輩も、僕と同じように中学のときは市で最弱と言われていたチームでプレイしていたんです。

なのに、自分と違って、高校になって強豪校でスタメンとして活躍していました。

先輩は身長が高かったというバスケにおけるチートみたいものも持っていたわけですが、それでも、「僕とこの先輩の違い」っていったいなんだったんだろう?ということを今でもたまに考えてしまいます。

 

部活で補欠になってしまう人には何が足りないのか

部活で補欠になってしまう人には、主に3つのことが足りていないと思います。

それは、「才能」「練習時間」「実戦経験」です。

 

1.才能が無い

バスケでは例外的に、身長が高ければ将来を期待されるので、初心者でも試合に出れたりするんですが…。

まあ、どのスポーツにも(スポーツじゃなくてもそうかもしれない)そういった、ひいきされる才能というものはあるでしょう。

この記事を読んでいる(補欠で悩んでいる)ぐらいの人なら、そういった才能なんて持ってないでしょう?

なので才能の話はあえてここでは置いておきます。

 

2.練習時間が足りない

部活で試合に出れない人に一番足りていないのは、シンプルに「練習時間」です。

僕は中学生の頃からバスケットボールを始めましたが、試合に出ていた人たちは皆、小学3年生ぐらいの頃からバスケを始めていた人ばかりでした。

例えば、小学3年生からバスケを始めた人と、中学生からバスケを始めた人とでは、週3で3時間の練習分、積み重ねの違いがあったとしても約1000時間の差があります。

だったらまずは単純にこの差を埋めていくしかないでしょう。

もちろん、補欠は日ごろから「自分よりも上手な人たち」と練習しているわけですから、実際には、毎時間ごとの成長速度は試合に出ている人たちよりも速くなるでしょう。

希望を持って、人よりも多くの時間を練習に費やすことです。スタメンと比べたときの、今までの練習時間負債を返済する勢いでね。(ただし、ムリしすぎてケガをするとかはダメですよ。)

 

3.実戦経験が足りない

スタメンと補欠の差としてもう一つ言えることが、「実戦経験」です。

公式戦でも、練習試合でも、一番多く・長く実践経験を積めるのはスタメンです。

皮肉なことですが、補欠は練習試合にすら一度も出してもらえないこともあるでしょう。

「うまい人ほど、よりうまくなっていく機会(実戦経験)が与えられる」というのは、部活の冷酷な現実です。

実戦よりも効果の高い練習はありません。

中学時代、僕よりも全然バスケが下手だった友人は、高校で地域の弱小チームに入り、1年のころからスタメンで起用されていたのですが、彼が高3になるときには僕よりもうまくなっていたと思います。

もちろん、日々の練習の質も量も、僕の方が断然、多かったです。しかし、「実戦経験が積める」というのはそれほど大事なのです。

 

いかがでしょうか?

「補欠」が下剋上を起こして試合に出れるようになるということは、この3つの要素を超えていかなければならず、とても大変なことなのです。

そもそも、海外には「補欠」という状態が存在しない国がある、…ということを知っていますか?

例えば、サッカー強豪国のブラジル。

ブラジルには、「部活」というシステムが存在しません。

彼らは学校が終わると、「クラブチーム」にサッカーをしにいくのです。

日本の高校サッカー強豪校ともなると、部員数は100人を超える高校もあります。

そのほとんどの選手が、3年間を「補欠の補欠」で終えることになります。

彼らはほとんど、実力を買われて呼ばれてその学校にいった地元のスター選手なのに…ですよ。

一方で、ブラジルの「クラブチーム」では、試合に出れない選手はすぐに辞めて自分のレベルに合ったチームを再度探すんです。

つまり、選手はみんな、自分のレベルに合ったチームで実戦経験が積めるシステムになっているんですね。

これが、ブラジルのサッカーが世界的に見て強い(特に個のレベルが高い)理由だと言われています。

スポーツ漫画の世界だと、補欠が努力して試合に出れるようになるという話はいくらでもありますが、現実はかなり厳しいでしょう。

それは今現在、補欠のプレイヤーが一番分かっていると思います。

僕は、もうムリだ。自分は補欠から脱けだせないと思った時点で、潔く部活を辞めてしまうのも一つの選択肢だと本気で思っています。

だって、部活で補欠のまま、自分の自信を失いつづけるぐらいなら、多感な学生時代、もっと別のことに取り組んでいくのもアリだと思うからです。

…っていうか、自分の過去を振り返ったときに、こっちの道もありだったなと思うから。

補欠にとって、選択肢は2つだけです。

  • 厳しい環境でも、必死に練習をして、試合に出れるように頑張るか。
  • もうムリだと思ったら、潔く部活をやめてしまうか。

 

のらりくらりと補欠のまま、部活で中学高校の3年を消費するのが一番ムダです。(僕がそうだった)

 

それでも本気で部活を続けることを選ぶ君に伝えたいこと

君がそれでも、試合に出ることを目指して、本気で部活を続けるというのなら、それは素晴らしいことです。

この記事では、そんなあなたに向けて伝えたいことがあって、一生懸命執筆しているんです。

それが、冒頭に書いた「もっと考えろ!」ということです。

そしてそれは、僕が先輩から言われたことでもあります。

あのころは分からなかった。だけど、今はその大切さが分かります。

 

少し難しい話になりますが、君は「考える」ということがどういうことか分かっていますか?

 「考える」ということはつまり、「論理的思考」を行うということです。

補欠の君に「論理的思考」を身につけてほしいんです。

これは、僕が現役のとき、補欠で、プレーが下手で下手で悩みまくっていた、そんな自分に伝えてあげたいことです。

「めちゃくちゃ練習してる人」は沢山います。

僕もそうでした。

毎朝、誰よりも早く体育館に来て、朝練していました。

それでもうまくなれなかった。

なぜか?「考える」ということをしていなかったからです。

練習量が多い人は沢山いても、「考える」ということをしているプレイヤーはほとんどいません。

これはスポーツに限らず、仕事でも、恋愛でも、どんな分野でも言えることです。

ここに補欠が、逆転を起こす余地があります。

 

「考える」ということ

論理的思考には、4つのステップがあります。それは、

  1. 構造化
  2. 仮説思考
  3. エッセンシャル思考
  4. 大量行動

・・・です。

1.構造化

構造化とは、ある分野における構成要素を見出すことです。

難しいと思うので、例をあげて分かりやすく話します。

例えば、バスケなら、

  • パス
  • ドリブル
  • シュート
  • ディフェンス
  • 試合における動き方
  • メンタル

・・・などが要素として上げられると思います。

そして、パスの中にも、相手の胸に向かって出すチェストパスと、床にバウンドさせてパスを出すバウンドパスの2種類があります。

こんな風に、自分がやっていることの構成要素を書き出してみるんです。

必要ならば、ネットで調べたり、本を読むのもいいと思います。

ここまでが構造化のステップです。

 

2.仮説思考

仮説思考とは、文字通り、自分の中に仮説を作り上げることです。

構造化のステップで書き出した各要素の中で、「自分はどこに問題があるだろうか?」と考えてみてください。

「どれもできてないな・・・」と思えてきたとしても、「これはできないなりにできてるな」「これは全然ダメだな」というふうに考えてみてください。

自分はとくにパスの中でも、バウンドパスが下手に思えるな。

それなら、「なぜ?」バウンドパスが下手なのだろう?

・・・というように、自分の中で「なぜ?」を繰り返してみてください。

「バウンドパスが下手なのは、自分の腕の筋肉がまだ足りないからだ!」という具体的な課題が浮かんでくると思います。

この課題こそが、すなわち仮説です。

このステップでやるべきことは、「自分のどこがダメなのか」「自分は何が得意なのか」を言語化することです。

今までは、漠然とバスケが下手だ、と思っていたところを、「腕の力が足りなくてチェストパスが下手なのだ」「姿勢が悪くてディフェンス・スタンスを維持できないんだ」というふうに具体的に言語化するとこまでくれば合格です。

「漠然と自分はダメだ!」と思ってしまっているからツラいのです。

具体的な課題として浮き彫りにしてしまえば、次に取るべき行動、やるべき練習法も明確になってきます。

 

3.エッセンシャル思考

エッセンシャル思考とは、「成すべきことを成す」ということです。

部活動なら3年間という限られた時間の中で結果を出さなければいけないわけですから、「何もかも手をつける!」ということは無理なわけです。

自分にとって、たった今、本当に必要な課題を見つけて、まずはそれのみに集中する。

そういう姿勢があってこそ、人よりも早く、成果を上げていくことができるのです。

仮説思考のステップで浮き彫りになった具体的な課題の中で、最も早く手をつけるべきものはどれだと思いますか?

「これだ!」と思ったら、まずはその課題の解決のみに徹底的に集中して行なっていくことです。

労力を分散させてしまうと、どれも中途半端になってしまいますから、「これだ!」と思うことを1つか2つ見つけ出し、それに集中することです。

僕が現役のころの自分に、一番最初にやるべきことを示すならば、「試合における動き方を研究すること」と「ボールハンドリングを身につけること」の2つだと思います。

 

4.大量行動

構造化→仮説思考→エッセンシャル思考の3つのステップを行うことによって、「今集中してやるべきこと」が明らかになったら、あとはそれを徹底的に行うだけです。

短期間で、大量に行います。

僕の例なら、僕が現役のときに今、戻れるならば、起きているときでも寝ているときでも、四六時中ボールに触ると思います。

毎日毎日永遠とドリブルの練習をするでしょう。

それと同時に、毎日の練習や、バスケのビデオをかき集めてきて、自分と同じポジションの人がどういう動きをしているのかだけに集中して日夜研究すると思います。

 

いかかですか?

日本中のほとんどの部員は、「とりあえず」「なんとなく」で練習していますから、上達も遅いものです。

しかし、君はちゃんと考えて何をすべきかを理解した上で、大量にそれを行うわけですから、圧倒的な成長速度で進化していくことができるはずです。

 

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勇気を出して一歩を踏み出さなければいけない瞬間

君も知っていると思いますが、部活において、勇気を出して一歩を踏み出さなければいけない瞬間は突然やってきます。

コーチが気まぐれで、「誰かこの状況で試合に出たいやつはいるか?」みたいなことを聞いてくるかもしれません。

そこで間髪いれず、「はい!」と一番最初に手を上げられるプレイヤーだけがチャンスを掴むことができるんです。

こればかりは、「勇気」としか言いようがありません。

メンタルの問題です。

こういうときにこそ、普段やっている努力が追い風になってくれるんです。

「自分はこれだけやってきた、大丈夫だ!」という確信が、君に手を挙げさせてくれるはず。

だから、ちゃんと考えて、やるべきことを見出して、めちゃくちゃ努力しよう!

これまで書いてきたことを踏まえて頑張れば、きっと後悔しない部活動を行えるはずです。

これを読んでいる現役の君は相当ラッキーだと思います。

僕が現役のときにこの知識を知れたら、どれだけ嬉しかっただろうか・・・。

しかし、時すでに遅し・・・。

 

部活(高校バスケ)を補欠で3年続けた僕の場合

僕は中学生からバスケを始めたと言いましたが、中学生のときは体育館のトランポリンを使ってダンクをしたりとか、とにかくチャラチャラ遊びながら3年を過ごしたんです。

そして、初心者に毛が生えた状態で、県ベスト5クラスの強豪高校バスケ部に入りました。

練習初日に、ゲロ吐いてやめていく部員が何人かいました。

そんな状態ですから、やっぱり練習試合とかでもなかなか出れないんですよ。

基本的に、練習の最後は5vs5ですけど、その5vs5の練習にももちろん出れないわけですから、対的にスタメンクラスの選手と比べたら練習時間は減りますよね。

僕はその時間負債を、朝練で埋めようとしました。

毎日誰よりも速く体育館に通って、電気をつけて、ゴールを出して、一人シュートを打つ。

これを1年間続けました。

その結果として、自分が高校3年生になったとき、初めてユニフォームをもらえベンチに入れました。

1回戦や2回戦クラスなら、チームに余裕があるので試合に出してもらえることもありました。

しかし、ユニフォームをもらえるときというのは、決まって主力級の選手が一人か二人、ケガをしているときだけだったので、実力的には補欠の補欠です。

一番最後の大会も、ベンチにも入れずにスタンドで試合を応援しながら終えました。

引退するとき、チームメイトには、「オマエ朝とかよく頑張ってたのに勝てなくてごめんな…」って泣きながら声かけてもらったりしましたが、僕の中では「もっとやれた3年間だったな」という後悔が一番多かったです。

僕は、人生でことあるごとに、「もっとあのとき頑張っていたらな」と思うような人にはなってほしくない。

そのときに、部活を思い出すような人生にはなってほしくないんです。

だから、補欠には、早い段階で、「やりきるか」それとも「やめるか」を選ぶべきだと、今ここで言いたい。

そしてやりきると決めて、実際にやりきったと思えて部活を引退したなら、別に補欠で終わってもいいんです。

高校3年間という厳しい部活の世界を「やりきった」という自信は、必ず人生の次のステージで生きるからです。

僕自身は、高校でバスケ(部活)をやっていて、結果としてはよかったなと思います。

後悔も沢山残してしまったが、そのことで学んだことも沢山あるからです。

それに、大学は一人で田舎から東京に行って、友達もいない中で、今まで部活でやってきたバスケをキッカケにして沢山の友達を作ることができたからです。

試合に出れるか出れないかは一つの結果でしかないですが、補欠でも部活の3年間で頑張ってきたことは、必ず人生のどこか別のステージで返ってきます。

それだけは言えます。

決して、部活で補欠だったから意味がなかったなんて思うな。

補欠をバカにするヤツは、真剣にスポーツをやったことがないヤツだけだ。

だから僕は言いたい。

 

補欠でも大丈夫だと。だけど、補欠であることに甘んじてはいけない。

補欠としてでもいい。

部活をしっかり「やりきれ」。

p.s.でも、ムリしてケガするのだけは、やっぱりダメよ。

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