読者にパラダイム転換を起こす文章こそがおもしろい

自分の書いた文章を読んでくれた人が、
「これは面白かった!」
…と言ってくれたら、どんなに嬉しいことでしょうか。

そんな文章(ブログ記事)を書けるように、日々、レベルアップしていきたいものですね。

読み手から面白い!と思われる文章には、ある一つの特徴があります。

それは読者に「パラダイム転換(パラダイムシフト)」を起こしている、…ということです。

 

この記事では、
・私たちのモノの見方を支配している「パラダイム」とは何か?
・「パラダイム」を構成しているたった2つの要素
・読者のパラダイムを転換させる文章を書くために必要なこと
…について書いていきます。

 

「パラダイム」について知ること、そして読み手にパラダイム転換を起こさせる文章の書き方を知ることによって、読者の人生を変えてしまうような強烈なコンテンツを作ることも可能になります。

ネットで、ブログやメルマガなどの文章を書くことによってお金を稼いでいる人は、皆、当たり前のように意識している、そんな話をします。では、いきます。

 

人間なら誰でも持っている「パラダイム」って一体どんなもの?

僕がパラダイムという言葉を初めて知ったのは、「7つの習慣」という本がキッカケでした。

7つの習慣の中では、「パラダイム」という言葉は以下のように説明されています。

パラダイムという言葉は、ギリシャ語に由来している。もともと科学用語として使われていたが、最近ではモデル、理論、知覚、既成概念、仮定、あるいは一定した見地をさす言葉として広く使われている。もっと一般的に言えば、パラダイムは世界を見る見方であり、私たちの認識、理解、解釈を決めるものである。

                                                                                                                               -7つの習慣 p16

…どうでしょうか?

少し難しい文章かもしれませんが、要するに、パラダイムとは私たち一人一人の世界の見方そのものです。

 

そして、人は一人一人、異なるパラダイムを持って生きています。

 

例えば、コップに半分残っている水を見たときに、「まだ半分残っている」と考えるか、「もう半分しか残っていない」と考えるかは、人によって違います。

客観的な事実は「コップに半分の水が残っている」ということのみですが、私たちはそれぞれ異なるパラダイムを持っているため、コップの中の水すらも一人一人違った見方をしてしまうのです。

 

これが「パラダイム」と言われるものの性質です。

 

「パラダイム」の材料となっている2つの要素

…では、もう少し分かりやすく「パラダイム」について説明していきましょう。

私たちのモノの見方「パラダイム」の材料となっている2つの要素があります。それは、

優先順位解釈です。

 

優先順位と解釈によって、一人一人のパラダイムは作られています。
よって、一人一人のパラダイムの違いは、優先順位と解釈の違いになります。

 

パラダイムの材料その1.優先順位

私たちのモノの見方は、まず、自分の中の優先順位に影響を受けています。

分かりやすい例をあげましょう。

 

あなたが、休日のある日、一人で買い物にいくために町を歩いていたとします。
…すると、目の前に、あなたがひそかに想いを寄せているあの人が歩いていました。

そのときあなたは、「これはチャンスだ…!」と思って、一目散にあの人へと駆け寄って話しかけに行くでしょうか?それとも、「自分なんかが話しかけると迷惑だ」と思って、あの子に気づかれないように立ち去るでしょうか?

 

ここでの客観的事実は、「あの人と偶然出会った」ということだけです。しかし、人によって起こす行動はそれぞれ違います。パラダイムが違うからです。正確にいえば、ここで起こす行動の違いは、両者の中の「優先順位」の違いが理由となっています。

 

「これはチャンスだ!」と思ってあの人に話しかけに行く人は、「もしかしたらあの人と仲良くなれるかもしれない」という可能性を優先した人でしょう。一方で、ここで立ち去ってしまう人は、「自分が傷つかない」ことを優先した人です。

 

…こんなふうに、人によって「何を優先するか」は異なります。「何を優先するか」が、自分の世界の見え方(パラダイム)の材料となり、そして、各々が起こす行動も変わっていくのです。

 

 

パラダイムの材料その2.解釈

「何を優先するか」という自分の中の優先順位の他に、もう一つ、パラダイムの材料となっているものがあります。

それが、「解釈」です。解釈は、「ラベル付け」と言われたりもします。

 

例えば、先ほどのコップに残った半分の水の例も、解釈の違いを表しています。コップに残った水を「まだ半分ある」と思うか「もう半分しかない」と思うか、つまり、プラス思考とマイナス思考の違いです。

…このように、プラスとマイナスは、解釈の違いのよくある例です。

 

解釈の違いについて、昔、こんな話を聞いたことがあります。

ある、靴売りのビジネスマン2人が、とある島に行きました。その島に住んでいた民族には、靴を履くという習慣がなかったそうです。

そんな島の状況を見て、1人はこう嘆きました。
「なんてことだ、みんな裸足のこんな島じゃ靴は売れない…!」

一方で、もう1人の靴売りセールスマンはこう思いました。
「なんてことだ、この島はみんな裸足、ビジネスチャンスだらけだ…!」

…そして、後者のセールスマンは、その島の住民に靴の魅力を伝え、売り込み、大儲けしたそうです。

 

面白い文章は、必ず読み手に「パラダイム転換」を起こさせている

これまでの記事では、

・「パラダイム」=世界の見方
・「パラダイムの材料」=優先順位×解釈

…という話をしてきました。

 

そして、冒頭で述べたように、面白い文章とは必ず、読者に「パラダイム転換」を起こさせているのです。

 

あなたが、最近、「この文章は面白い!タメになる!」と思ったコンテンツを思い出してください。その文章を読む前と読んだあとでは、自分のパラダイムが変わっている、つまり、「優先順位」か「解釈」のどちらかが変わっているはずです。

 

そう。読み手の「優先順位」「解釈」を変える文章ほど、「面白い文章」「役に立つ文章」になるのです。

 

僕が最近、「面白いな~」と思ったのが、さかなクンの「いじめられている君へ」というショートエッセイです。短いので、ちょっと読んでみてください。

…どうでしょうか。

 

僕はこの文章でとても癒されました。

誰しも、長い人生の中で、ちょっとした集団の中でのけ者にされたり、軽くいじめられたりした経験を持っているものです。

そうした経験は、自分の中に、「自分なんてダメなやつだ」という解釈を作ってしまうんですよね。

 

しかし、この文章を読むと、「いじめられた自分はダメなやつだ」という解釈が薄まって、「自分はなんて狭い世界の出来事を気にしていたんだろう」という気になってくるんです。魚を具体例に出した科学的な考察も、この文章の説得力を上げていることが分かりますよね。

 

「あのときいじめられていた自分はダメなやつだ」⇒「あのときの自分は、狭い世界での出来事を気にしていただけだった」というふうに、自分の中の解釈を変えられたんです。僕の中でパラダイム転換が起こったんです。

だから僕は、数年前に読んだこの文章のことを今でもずっと覚えているんですよね。これが「読者にパラダイム転換を起こさせる文章」のインパクトです。

 

まとめ

読者に面白いと思われる文章は、読者の中にあるパラダイムを転換するものです。

読者の中にあるうまくいかない要因となっている「優先順位」と「解釈」をどのような良いものに変えられるかを考えて文章を書くと、自然と「面白い」と思われるコンテンツを作ることができるようになるのです。

 

人は、自分のパラダイムを転換させられた文章のことをいつまでも覚えているものです。そして、人の人生が好転するときには、必ず何かしらのパラダイム転換が起こっているのです。

誰かの人生を大きく変えるようなキッカケになる文章が書けるようになりたいものですね。

そろそろ本気で起業について勉強してみないか?

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