二度と三日坊主にならない習慣化のコツ

自分の理想とする人生を歩むために最も重要なことはなんだと思いますか?
僕は「習慣化」だと思います。決めたことを、継続していくこと。

どの分野でも結果を出す人というのは、もちろん才能という要素も関わってきているのでしょうが、基本的にその分野に対して人よりも時間とエネルギーをかけてきた人たちです。それは単純明快だと思います。

…それなのに、僕らときたら、いかに自分の時間とエネルギーを無駄に使っていることでしょうか。

これはつまり、時間とエネルギーの使い道が拡散してしまっているのです。結果を出す人は、時間とエネルギーの使い方が集約しています。人よりも、その分野にかけてきたエネルギーの濃度が濃いから、成功できるのです。

自分のエネルギーを、必要なことに対して集約化する方法こそが習慣化です。

考えてみてください。

「もしも今後の人生で、自分が何一つ、習慣として継続していくことができなかったとしたら。」

習慣化ができないということは、人よりもエネルギーをかけて磨いてきたものが何もない、…ということを意味してしまうのです。

もちろん、それは極端な話で、誰しもきっと何かは人よりも秀でた分野を持っているはずです。無意識に時間をかけている分野は、誰にだってあります。それを発見するのが自己分析と言えるのかもしれません。

…が、それを意識できているかどうかが重要なのです。さらに、これから自分は「これを極めたい!」というものを持っている人もいるでしょう。

そのために僕らは、意識的に何かを習慣とする技術、つまり「習慣化のスキル」を磨くべきなのです。

今日のブログでは、始めたことが3日坊主にならないための、習慣化のコツについていくつか紹介していきます。

 

あなたは絶対、3日坊主になる。そのほうが自然だから。

習慣化について考えるときに、まず知っておくべきなのが、

「人は基本的に、今の自分から変化したくない」

と心の奥底では常に望んでいる、ということ。

だから、何か新しいことを始めてずっと継続していきたいと表面的に思っていたとしても、あなたはほぼ必ず挫折し、3日坊主になります。なぜならそのほうが自然だからです。

「人は変わりたくない」「変化を恐れている」ということは様々な角度から説明できます。

例えば、ホメオスタシス(生体恒常性)の観点から。

基本的に、私たちの身体は、気温がある程度変化しようが一定の体温を保っています。夏の暑い日には汗を出すことで体温を下げる働きをしたりなど、このホメオスタシスの働きによって私たちの身体は急激な変化によってバランスを崩すことを免れているのです。

そして、このホメオスタシスというのは、身体だけではなく心にも働いていると言われています。

心理学には「一貫性の法則」というものがあり、人は無意識のうちに「一度決めたこと」を最後まで突き通そうとします。この法則は、セールスなどでも応用されています。「フット・イン・ザ・ドア」と言われるテクニックで、顧客にモノをセールスする(大きなyes)の前に、小さなyesを積み重ねておくんです。そうすると、今までのyesの積み重ねに一貫性の法則が働いて、大きな提案に対してNoと言いづらくなる心理が働くということ。

…このように、ちょっと会って話した営業マンとの会話の傾向に対してすら、ホメオスタシスによる「一貫性の法則」が働いてしますのです。

それなら、「長年、付き添ってきた今までの自分」に対して、どれだけ強固に一貫性の法則が働いているか想像ができるでしょうか?

要するに、「人は本当に、ガチで、今までの自分をキープしておきたい」のです。この心理を甘く見ていると、必ず習慣化に失敗します。何かを習慣化するというのは、まるで産卵のために逆流の中、川を登っていくサケのようなシビアさが求められます。

逆に言えば、三日坊主になったからといって、「自分は意志が弱いのでは…」というふうに、いちいち自分を責めたりしなくていい。そのほうが自然だからです。

 

それでも俺は変わる!習慣化に成功するための3つのコツ

 

新しいことを「習慣化」することが、いかに難しいことかお分かりいただけたでしょうか。

人は今までの自分、今までの行動をキープしていたい。だから、新しい自分への入り口となってしまう習慣化については、全力で拒否しようとしてくる…という話でした。

勘違いしてほしくないのは、僕はこの記事を読んでいる人を絶望させたいと思っているわけではありません。習慣化に対する、このハードルの高さを意識しておくことで、習慣化の作業をより慎重に、丁寧に行うことができるということです。

では、そういった心の中にある現状維持メカニズムに打ち勝って、見事、習慣化に成功するための3つのコツについて話していきます。

 

習慣化のコツ1.一度に習慣化するものは一つまで

先ほど述べてきたように、新しいことを習慣化するためには膨大なエネルギーが必要になります。

しかし一旦、習慣化に成功してしまえば、それをやるのに全くエネルギーがかからなくなるんです。

あなたは、毎日歯磨きをするのに意志力を使いますか?やって当然、当たり前、空気のように毎日それをこなしているはずです。

習慣化してしまえば、歯磨きと同じようなノリで、ランニングしたり、ブログ記事を書いたり、読書したりできるようになります。だから習慣化というのは強力なのです。意志に使うエネルギーを節約することになり、やっていることそのものにエネルギーを集約できるから。

しかし、習慣化するまでは、心の現状維持メカニズム(ホメオスタシス)がいちいちジャマをしてきますから、膨大なエネルギーを消費してしまうわけです。

…なので、一度に習慣化しようとするものは必ず一つまでにしてください。

「よーし!今日から新しい自分になろう!」という勢いで、いっきに早起き・ランニング・読書などを始めてしまうと、普通の人ならまず間違いなく失敗します。エネルギーの消費が激しすぎて、エネルギー切れになってしまうからです。

焦らず、1度に1つだけ、習慣化していってください。早起きなら、早起きだけ。

人によって誤差があるようですが、1つのことを習慣化するのに、だいたい21日間から1か月の期間を要するようです。その期間が終わるまでは、その1つのことを習慣化することだけに集中してください。

そうすれば、エネルギー切れを防げ、挫折防止になります。

 

習慣化のコツ2.できる限り、小さく始める

習慣化のコツ、2つ目は、「できる限り、簡単なことから始めること」です。

なぜか。これもエネルギー切れを防ぐためです。習慣化に失敗する理由は一つだけ。「気合を入れすぎて、エネルギーが切れてしまうから。」それだけです。

「なんか今日はだるいな」と思ったらほぼ挫折への赤信号です。それは「気合の入れすぎ」を意味しています。もっと簡単なことから習慣化していきましょう。

シンプルに、「習慣化のスキル」を説明するとこうなります。
1.ルールを決めること。
2.そのルールを100%守ること。

例えば、1日50ページ読書をすると決めたら、確実にそれを実行します。毎日やります。習慣化のスキルなんて、言ってしまえばこれだけのことです。

しかし、それが難しい。なぜか。「ルールが厳しすぎるから」です。

まずは、こんなルールならどうでしょうか。「1日1回、本を開く」。…これならきっと達成できるでしょう。

「そんなことで自分が変わっていくはずない」と思うかもしれませんが、100%変わっていきます。

大事なのは、「できることから始めていくこと」「そしてそれを習慣化すること」です。いきなり、難しいことを始めて継続することができないようでは、結局遠回りになります。進むスピードが遅いと思えようがなんだろうが、続けることができる簡単なルールから習慣化を始めていくこと。それが理想の自分への最短距離なのです。

 

 

習慣化のコツ3.結果を求めない。完璧主義にならない。

結果を求めることと完璧主義になってしまうことは、表裏一体です。

まず、習慣化を始めたことに対して、いきなり結果を求めてしまうと、「ガッカリ感」がだんだんと溜まっていきます。ガッカリしているときには、自分のエネルギーがいくつか、風船となって空へ消えていくようなもの。エネルギー切れの原因になります。

そしてそのガッカリ感を挽回しようと、「もっと完璧にそれをこなすにはどうすればいいか?」という思考が始まるのです。

結果を求めることも、完璧主義になってしまうことも、悪いことではありません。むしろ、真面目でストイックな人格を持っていることの証明だと思います。

しかし、まだ習慣化に成功していない段階で、そのような考え方をしてしまうのは良くないです。

結果を焦らないでください。続けていけば、いつか必ず結果は出ます。
完璧を求めすぎないでください。続けていけば、ちゃんと完璧に近づいていきます。

…こういった心の余裕が、習慣化のためには大事なのです。

 

 

マンネリ防止!脳を楽しませる3つのスイッチ

習慣化の難しさを知って、習慣化のコツも意識している。
それでも「なんか楽しくない」、マンネリしそう。

そんな人のために、マンネリ防止策として、脳を楽しませる3つのスイッチを最後に書いておきます。

スイッチ1.身体を動かす

脳には「運動野」という部位があり、身体を動かすことでそこが活発になります。

「今日はダルいな」と思っていても、身体を動かすことによってやる気が湧いてくる場合があります。

とあるうつ病に関する本に、こんなことが書いてありました。

やる気はやることで作られます。
やる→やる気が出る→さらにやる。

…身もフタもない、と思いますか?しかしこれが極意なんです。

とりあえず、PCの前に座ってみる。
とりあえず、外に出てみる。
とりあえず、着替えてみる。

まずは身体を動かすことから始めれば、やる気が湧いてくるのです。

 

スイッチ2.ごほうびを与える

これは分かりやすいと思います。

自分の達成に対して、常にごほうびを与えるようにしていると脳はそれを快感と意識し始めるため、より達成に対して意欲的になってきます。

子供を見ていれば、よく分かりますよね。「テストで100点取ったら、ゲーム買ってー♪」などというセリフはよく耳にします。

自分にごほうびを与えてあげてください。

21日間、毎日本を開いたら、Kindle Paperwhiteを自分にプレゼントしてあげるとか。笑
今日も早起きできたら、大好きなお菓子を一口だけ、食べていいとか。

ちょっと楽しくなってきそうじゃないですか?

 

スイッチ3.いつもと違うことをする

マンネリというのは、いつも同じことをしているから起こってくるものです。
それならば、いつもと違うやり方でいつもと同じことをしてみればいい。

ランニング一つでも、いつもは家から右の道を走り始めるのを、今日はちょっと左側、真逆に向かって走ってみたりとか。すると、いつもと景色が違うので、走りながら「あ、こんなところにこんなお店があったんだ!」なんて、いつもと違う発見があったりして新鮮だったりします。

いつもは家で書いているブログを、今日は近所のカフェにいって書いてみたり。

同じ作業でも、場所を変えてみたり、時間を変えてみたり、工夫すれば違うやり方で行うことができます。

ちょっとやべえな、飽きてきたな、と思ったら、「いつもと違うやり方でいつもと同じことをする」のを意識してみると良いですよ。

 

 

 

まとめると…

・結果を出している人とそうじゃない人の差は、「習慣化のスキル」の差。

・人は基本的に、今の自分から変わりたくない。習慣化はめちゃくちゃ難しいものなのだという理解がまずは大事。

・習慣化のコツは、1度に1つを習慣化すること。できるだけ簡単な、小さなことを習慣化すること。結果を求めすぎず、完璧主義にならないように注意をすること。

・それでもマンネリしそうになったら、脳を楽しませる3つのスイッチを使おう。身体を動かす、ごほうびを与える、いつもと違うことをする。

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1 個のコメント

  • こんにちは。
    三日坊主にならない「3つのスイッチ」参考にします。
    なるほどなぁ・・と思います。
    ありがとうございます。

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