嘔吐恐怖症という症状に意外と多くの人が悩んでいる

こんにちは。まさふみ(@msfm_blog)です。

突然ですが、「嘔吐恐怖症」という病気を知っていますか?

僕は大学を5年かけて卒業したのち、ニートになりました。
ニートになってしまった原因というのが、実はこの嘔吐恐怖症という症状なのです。

嘔吐恐怖症とは、簡単に言えば、「自分や他人が吐くことに対して異常な恐怖感を持ってしまう」状態のことです。

日本ではまだ聞きなれない単語かもしれませんが、
米国精神医学会の Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (DSM)-Ⅳ-TR では、しっかりと特定の恐怖症に分類されています。
日本でも広く知られている高所恐怖症や先端恐怖症などと同じように、ちゃんとした恐怖症の一種だということです。

あるサイトには、嘔吐恐怖症の有病率は約9%といったように書いてありました。
つまり、約10人に1人はこの症状に悩まされたことがあるということなので、
あなたが「嘔吐が怖い」と思って悩んでいても何ら変なことではありません。

主に男性よりも女性の方に多く、嘔吐恐怖症のせいで妊娠するのが怖いという方も多くいらっしゃるそうです。

日本でも一応、「嘔吐恐怖症」についての研究を集めた学術本が出版され始めたりしています。

 

嘔吐恐怖症の症状にはどのようなものがあるか?

サイトwikipediaによると、嘔吐恐怖症には以下のような症状が見られるそうです。

・嘔吐の恐怖に直面した際に起こる、激しい動悸・めまい・震え等。

・万が一体調不良によって吐き気に襲われても、恐怖心が勝って吐くことができない(無理やり我慢する)場合が多い。

・恐怖心が昂じると、常に「自分自身に起こる吐き気」への恐怖に囚われ、「吐いてしまうのではないか」という強迫観念から外食やげっぷができなくなったり、家での食事や外出もままならなくなることがある。

・恐怖を感じるのは、主に自分自身が吐き気を感じた時、家族・他人が吐いている現場を見た時、嘔吐物を見たり嗅いでしまった時など。また、文面など嘔吐を連想させるものや出来事にも極度に敏感な場合がある。

・予期不安を感じて、吐き気が生じる場合もある。

・恐怖のパターンは人によって様々で、中には「自分の嘔吐は平気だが他人の嘔吐が怖い」またはその逆、という人もいる。他人の嘔吐(指を舌の奥に入れて刺激するなどの「嘔吐反射」を含む)を停止させようと強要する。

僕自身は専門的に精神医学や臨床心理学を学んできたわけではないので、
嘔吐恐怖症についても責任を持った情報を発信できる立場にはいないのですが、
僕自身が実際に経験してきた嘔吐恐怖症の症状について語っていきたいと思います。

嘔吐恐怖症の症状についての一例としての自分の体験

とにかく幼いころから、自分が吐くことや他人が吐くことについての恐怖感は強かったです。

具体的に「コレがキッカケ」となって吐くことが怖くなった、という経験については思い出せないのですが、

・小学生低学年のときにグミをいっきに食べ過ぎて激しく嘔吐した
・同じく小学生低学年のときに、歯医者で開口器を無理やり使われえずきまくった

…この2つの経験が今でも思い出せる嘔吐に関するトラウマのようなものです。

また、僕は兄弟が多く、自分の下に3人の弟や妹がいます。

小さな子供というのは、何かあったらすぐ吐き出してしまうものなので、
幼いころから誰かの嘔吐を目にしてビクビクするシーンが多かった、
…ということも原因の1つとして言えるかもしれません。

兄弟の誰かが風邪を引いて隣でゴホゴホいってる日なんかは、
「もしかしたらコイツ吐くんじゃないか…」と思って夜も眠れませんでした。

それでも、嘔吐恐怖症が日々の生活に支障になることはなくて、
高校卒業まではフツーに日々を生きていくことができていました。

僕の嘔吐恐怖症が顕在化(悪化)してきたのは、大学生になってからのことです。

ある日、別に何の心配もなく美容院にいったときのことでした。
それまでの人生では別になんとも思ったことがなかったのに、
その日は美容院で首に巻くタオルやケープのようなものに違和感を感じたんです。

なんだか、首が閉まる感覚というか。「オエッ」となってしまいそうなあれです。

「…やべえ吐く」と思ってちょっとパニックになりそうになりましたが、
そのときは何とか我慢して美容院を後にしました。

それからというもの、美容院は緊張して、気合を入れていくものになりました。

同時に、何気ない日常の中でも、「吐きそうになる」「えづきそうになる」感覚が増えてきたんですね。
電車の中が辛かったり、大学の授業中が辛かったり。

…そうこうしているうちに、まともに普通の人と同じような生活が送れなくなりました。
その結果として、大学は1留しながらなんとか卒業。
就活なんてできない(そもそもスーツを着れない、スーツを着ると首がしまるような感覚がある)ので、
卒業後はそのままニートになってしまいました。

いま現在の、僕の嘔吐恐怖症としての自覚症状は、ざっくりいうとこんな感じです。

  • 誰かと一緒にご飯を食べていると、ご飯が喉を通らなくなり、吐き気がするときがある。
  • 美容院や歯医者にいけない。
  • 車や電車などの乗り物にのっていると吐き気がするときがある。
  • 首回りにモノが当たっていると吐き気がする。美容院のケープや、スーツ、ネクタイ、マフラー、タートルネックなどがムリ。
  • 人としゃべっていると(声を出すと)吐き気がするときがある。
  • 気温が低いと吐き気がする。
  • 大きく口を開けていられない。
  • 常に、「吐き気」がしたらどうしよう、吐くのが怖いという念がある。
  • 自分のペースを乱される、すぐに逃げられない環境下だと吐き気がしてくる。
  • 以上のことで、フツーに生活ができないことから「うつ病」も併発。

 

…などなど。

現在は自宅で、規則正しい生活、臨床心理学の勉強、マインドフルネスの実践などをしながら、
この嘔吐恐怖症の症状をなんとか治療中です。日々、一進一退ですが…。

同時に、「ニートでも自宅で何かできることはあるだろうか?」と思って始めたのが、
ネットビジネスだったり、このブログだったりします。

 

自分の嘔吐恐怖症状を軽くしてきた習慣・アイテムなどの紹介

僕はもう約5年、嘔吐恐怖症に悩まされてきていますが、
ここまで悩んだ結果として、ある程度症状を軽減されるような習慣やアイテム、考え方などの知恵をある程度持っています。

「今、私は嘔吐恐怖症に人知れず悩んでいる」という方も沢山いらっしゃると思いますので、
そういった方のためにここで紹介しておきます。(このコーナーは随時、更新していきたいと思います。)

しかし、心理的な症状というのは本当に人それぞれなので、
あなたがここに書いてあるものを試して効果がでるかどうかは正直分かりません。
それと、勇気をもってちゃんとした専門家にかかるのがやっぱり一番だと思っています。
あくまで、気休め程度にお読みください。

嘔吐恐怖症の症状を軽減してきたアイテム・習慣


・ミンティア

僕が嘔吐恐怖症で日常生活が辛くなってきたころ、
このミンティアには相当助けられました。

喉元から胃にかけてまでがスーッとするような感覚で、吐き気が軽減するんですね。
僕はコンビニでバイトしていましたが、
いつもポケットにこのミンティアを忍ばせておいて、
辛くなったら一粒バレないように口に入れてなめていました。

ただ、量は公表されていませんがいくらかカフェインが入っているそうなので、
カフェインに過敏な方は注意です。

・白湯

寒さが苦手な方は、白湯がおススメです。
水を沸かすだけなので。笑

白湯って、インドのアーユルヴェーダという古代から伝わる東洋医学の考え方では、
身体のバランスを取るのに最も適した飲み物だと言われてるんですよ。
意外とすごいんです。

毎日毎回、食事と一緒に取るようにすれば消化を助けてくれます。
冷え性の方にもおすすめです。

白湯なんてまずい!という方は、レモンのスライスを加えたりすると飲みやすいですよ。


・規則正しい生活

やっぱり、規則正しい生活は大事ですね。
心を病んでいると生活も乱れがちなのは僕もよく知っていますが、
やっぱり健康的な生活習慣というのは大事です。症状も軽減してくれます。

●1日5.5時間以上の睡眠を取る。

睡眠サイクルは90分で1周し、それが2周回れば脳にとって十分な睡眠がとれます。
5.5時間あれば、90分×3回なので、多少寝つきが悪くても余裕のある睡眠がとれます。
ただし、寝付く前にスマホをつついたりすることは、睡眠の質を下げるNGな行為です。
睡眠の質を下げる=症状の悪化につながります。

ベットに入る1時間前ぐらいから、スマホなどの光は見ない。リラックスを心がけましょう。

●1日20分以上は運動をする。

僕の場合、運動をすると症状が軽減するケースが多いです。

 

嘔吐恐怖症状を軽減するための考え方

ここでは、嘔吐恐怖症に対して言及している、参考になるサイトや本などを紹介します。


・パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法

嘔吐恐怖症とパニック障害を独学で完全克服された方のブログです。
嘔吐恐怖症を実際に自分で克服し、その考え方を公開している数少ない事例です。
内容はめちゃくちゃ参考になります。
僕も、辛いときほどこの人のブログを覗きに行ってしまいますね…。
Skypeカウンセリングも行っているようなので、悩んでいる方は申し込まれてみてはいかがでしょうか。

 

・不安のメカニズム / クレア・ウィークス

上記のブログ「パニック障害と嘔吐恐怖症状を自力で治療克服した方法」で最もおススメされている本です。

書籍の中では「直面する→受け入れる→浮かんで通る→時がたつのに任せる」という4つのステップを使って、
自分の中の不安を克服していくという考え方が紹介されています。おススメです。

 

・神経症を治す~神経症(不安障害)の治療方法

「森田療法」についてのサイトです。
特に、このサイトでは「森田療法を理解するためのキーワード」という欄がおススメ。

僕は一時、このサイトの考え方を取り入れることで、めちゃくちゃ回復しました。

 

・不安もパニックもさようなら / デビット・D・バーンズ

こちらは「認知行動療法」という、現在最も効果があると言われている臨床心理学の技法によって、
不安障害(嘔吐恐怖も不安障害の一種といえる)を治すための本です。

この本の中だけで、自分の中の不安を克服するために40個もの技法が紹介されています。
僕も何度も何度も読んでいます。

 

・マインドフルネスストレス低減法 / J・カバットジン

今、「マインドフルネス」という単語が書店などで流行っていますが、
その原点ともいえるのがこの本です。

この本の中では、「8週間のマインドフルネスプログラム」が紹介されていますが、
このプログラムを終えるころには、様々な心身症を持った患者がその症状を軽減させていくそうです。
脳科学的にも、このマインドフルネスプログラムには効果があるということが実証されています。

一緒に行えるCDプログラムも発売されています。もちろん僕はどちらも持っています。

まとめると…

「吐くのが怖い」という症状で悩んでいるのはあなた一人だけではありません。
それで普通に生活ができないというところまで追い込まれていても、それはあなたの意志が弱いからというわけではない。
ただ、悪循環にはまり込んでしまったというだけです。

嘔吐恐怖症に悩んでいる人は、意外と多いのです。
このブログが、そんな方に対して何かしらの参考になれば幸いです。

僕も、この嘔吐恐怖症という症状をなんとか克服するために毎日頑張っています。
辛いとは思いますが、一緒に頑張っていきましょうね。

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