ビジネスに役立つ心理学の勉強方法

最近では、ビジネスマンもアカデミックな知識を取り入れるようになってきており、中でも心理学は人気の分野となっています。

マーケティングやコピーライティングといったスキルは心理学を大いに取り入れていますし、個人で集客から販売までの一連のフローをネットのみで完結させられるようになった現代では、「いかに人を動かすか」という心理学を学んでいることが大事だからでしょう。

また、心理学の知識をある程度持っていることで、個人が情報発信を行うときのネタにもなります。今、世の中で起こっていることや、ある企業のCMを心理学的に解説することができれば、知識欲の高い読者などを魅力することもできるでしょう。

しかし、心理学の中にも多肢に渡る分野がありますし、忙しいビジネスマンが網羅的に心理学を学んでいる暇はないと思います。実際に、自分のビジネスの中で使える心理学を効率的に学んでいくべきです。

今日はビジネスに役立つ心理学の勉強方法について紹介していきます。

 

 

「人が行動する理由」にフォーカスして心理学を勉強しよう

ビジネスマンが、少ない時間の中で使える心理学を身につけていくためには、「人が行動する理由」にフォーカスして心理学を学ぶと良いです。

人を動かすことができなければ、ビジネスをうまくいかせることなどできないからです。

ブログの一記事を読んでもらうこと、お店の看板に立ち止まってもらうこと、自分の紹介したリンクをクリックしてもらうこと、実際に商品を購入してもらうこと…、ビジネスのどんな些細なステップでも人を動かすことが必要になります。

そのため、人が行動するときにはその背景にどんな心理状況が働いているのかを学ぶことで、人知れず多種多様な戦略を取ることができるのです。

また、人が集まっているサイトやお店を見て、「なんでここには人が集まっているのか?」ということを心理学的に言語化することもできるようになるでしょう。

今までは「なんとなく」としか分からなかった現象が、心理学で人が行動する理由を学ぶことによって「そういうことだったのか!」と分かってくるときがあります。すでにビジネスがうまくいっている人たちがどれだけ人を動かすために創意工夫しているのかということが理解できてくるのです。

なので、ビジネスマンが心理学を学ぶときには、まずは「人が行動する理由」というテーマを突きつめて勉強していくべきだと僕は考えています。

 

「なぜ、人は動くのか?」が分かってくるおススメの4冊

ここでは、人が行動する背景にある心理学的なバックグラウンドがよく分かってくる数冊の本を紹介します。

これらの本を読み、何かあったら常に参照することによって、ビジネスに使える心理学が身についてくるはずです。

1.人を動かす / D・カーネギー


人を動かす 文庫版

この本は、成功者で読んでいない人がいないんじゃないか、というほど有名な本です。

ビジネスに限らず、人間関係でも使える「人を動かす」ための考え方が詰まっています。そのためのキーワードが、「自己重要感」というものです。

大勢を動かすというより、「目の前の一人をいかに動かすか」ということにフォーカスした本だと思います。

僕もブログ記事でエッセンスを要約したことがあるので、興味があればこちらの記事も読んでみてください。⇒成功者はみんな読んでる!カーネギーの「人を動かす」要約

 

2.影響力の武器 / ロバート・B・チャルディーニ


影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

ガッツリとした社会心理学のアカデミックな本です。

カーネギーの「人を動かす」は、「目の前の一人をいかに動かすか」ということをテーマにしていましたが、この本は「大勢の人を動かすにはどうすればいいのか」ということについて書かれた本です。

…というよりむしろ、影響力の正体とはこういうものだから、それに動かされないように気をつけろよ、という内容です。逆手に取れば、影響力の高め方について書いてある本だということ。

ビジネスマンは絶対に読んでおくべき1冊です。

 

3.ファスト&スロー / ダニエル・カーネマン


ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット

心理学者としてノーベル経済学賞を受賞したD・カーネマンの著書。

従来の経済学は「人間は合理的に行動する」ことを前提としていましたが、実はそうじゃないということが分かってきました。人間は利益やコストに対して、不合理な選択をしてしまうことが多々あるのです。そうしたことを研究する分野として生まれたのが行動経済学です。

人間は、よくよく考えたうえで論理的な意思決定をしていると思っていますが、実は直感(感情)によって物事を判断していることがほとんどなのです。理屈(論理)というのは、直感が下した判断に対して後から理由付けをしているだけなのです。

この本では、どのようなときに我々が不合理な選択をしてしまうのか、その事例が上・下の2冊に渡って網羅的に解説されています。「どのようにして人は動くのか?」ということを学ぶためにも最適な1冊です。

4.現代広告の心理技術101 / ドルー・エリック・ホイットマン


現代広告の心理技術101 / ドルー・エリック・ホイットマン

この本は、上記の3つの本と比べると、かなり実用的な本です。

人が広告を見るときにどういう心理が働くかという広告行動心理を徹底的に研究されており、それが相手の頭の中に入る消費者心理の17原則・買わずにいられなくする41のテクニックにまとめられています。

いわば、人を動かすための心理学がまとめられた道具箱のような本です。上記の3冊を読み、ある程度心理学のアカデミックな知識を深めた上でこの本を使っていくことによって、知識を実践に変えていくことができます。

ただ、心理学の知識を知っているだけではビジネスで役立てることはできませんが、このような本を読んで、少しずつ自身の文章や広告、看板やサイトなどに取り入れて、反応のフィードバックをもらう、そしてそのフィードバックを元にさらなる改善を繰り返す、…ということを繰り返すことによって、ただの知識がビジネスで使える心理学へと変わっていくのです。

まとめると…

・デキるビジネスマンはこっそり心理学を学んでいるもの。

・ただ心理学を学ぶだけでは意味がない。「使える心理学」を学ぶ必要がある。

・使える心理学=人が動くときには、どのような心理状況が働いているのか

・おススメ本4冊を読んで、実際に自分のビジネスに取り入れてみよう。

・実践⇒フィードバック⇒改善、…が知識を使える知識に変えていく。

そろそろ本気で起業について勉強してみないか?

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